マリファナを吸っていてお酒が欲しくなるとはあまり聞きませんが、お酒を提供するお店でマリファナをやっているという話はよく聞く話です。
私の近くの店が火事になったことがあります。
その火事の後、店舗の上階の店主の住まいからマリファナを栽培している鉢が見つかったというのを聞いたことがあります。
日本でのマリファナのイメージは悪く、その店舗がレゲエを愛するショットバーだったこともあって「やっていたんだろうな」という感想があちこちから聞こえたのも事実です。
そういったショットバーでこっそりと大麻を栽培して楽しんでいるというのはあり得る話かもしれませんが、お酒とマリファナ併用するときの相性が気になります。
マリファナを吸っていてお酒を飲むのと、飲酒していてマリファナを吸うのとでは違いがあるという記事がありましたのでご紹介します。
飲酒してからのマリファナ喫煙
もしあなたの周りに飲酒した勢いでマリファナに手を出そうとしている人が居たら止めてください。
マリファナには五感が研ぎ澄まされるという効果があります。
飲酒により平衡感覚に異常をきたし、フラフラになるということはあると思いますが、飲酒後にマリファナを喫煙した場合はその効果が数倍になるといわれています。
この順序で併用した場合は、平衡感覚の異常から吐き気が伴うこともよくあるといいます。
また、飲酒による酔いでマリファナによる感覚の覚醒がわかりにくくなるとも言われています。
特に初めてのマリファナ経験の場合、飲酒による酔いでマリファナの効果がわからずに過剰摂取してしまうことで悪酔いするそうです。
マリファナの取扱に慣れている人でも飲酒後にマリファナを吸うと貧血っぽくなったり吐き気をもようしたりすることはしばしばあり、相性は最悪といいます。
日本では大麻所持自体が違法なので、こんなことはないとは思いますが、海外でマリファナを喫煙する機会があったとしても「飲酒からマリファナの併用」はやめた方が身のためです。
マリファナを喫煙してからの飲酒
今度はマリファナ喫煙後からの飲酒の話です。
マリファナを喫煙すると味覚が研ぎ澄まされるせいか、食べ物をいつもより美味しく感じるというのは聞いたことがあるかもしれません。
これを「マンチー」と呼び、マリファナの食欲増進作用と相まって食べることが止まらなくなることがあります。
マリファナ喫煙からの飲酒は、相性としては適量なら問題ないといえます。
このマンチー状態というのは五感が敏感に働き、見たものを何でも楽しく感じ、そして飲食物も美味しく感じる幸せな時間です。
特に香りの高いお酒を飲んだ時は、いつもより数倍敏感になった嗅覚と味覚が、いつものお酒をいつもより美味しく感じられるといいます。
また、この順序で併用することにより、普段は嫌いだった香りも好きになったり、苦手な食べ物が美味しく感じられたりもします。
敏感になるのか鈍感になるのかは紙一重
マンチーは五感が敏感になり研ぎ澄まされるといいましたが、逆に鈍感になることで美味しく感じるのかもしれません。
また、マンチーのことを日本語では陶酔感といいますが、これも敏感か鈍感か微妙な感覚ともいえます。
これを利用することでクリエイティブな仕事の新しい発見があったり、プライベートにおいても新感覚が味わえるということがマリファナを肯定的に捉える方の意見でしょうが、私はマリファナを肯定する気はありません。
依存率や身体的な害もアルコールやタバコより低いとは言え、敏感になるしろ鈍感になるにしろ、いつもの自分ではなくなるのは事実です。
マリファナはまだまだ研究途中なので、使う側にも知識が必要なことを覚えておくと良いと思います。