酒粕の栄養価や病気への効能に関して書いてきましたが、今度は食べ方です。
酒粕が健康に良いのはわかったけど、どうやって食べたらいいの?
甘酒? 粕漬け? 粕汁?
意外と知られていない酒粕のレシピをまとめてみました。
酒粕の栄養価と効能についてはこちら
酒粕の効能を最大限に引き出す効果的な食べ方
酒粕が糖尿病やガン、高血圧症、心筋梗塞、脳梗塞などに効能があることは今までも書いてきましたが、酒粕の効能を最大限に発揮するには加熱しすぎないことが大切です。
なぜかといいますと、酒粕に含まれている酵母は、40度以上で死んでしまいます。
当然、加熱すると40度は超えてしまいますよね。
でも40度以上に加熱しても壊れない物質もあるので絶対に加熱してはならないというわけではありませんが、「効能を最大限に引き出す」なら加熱しない方が酒粕の持つパワーを発揮するということです。
また、酒粕は大豆に含まれるイソフラボンと組み合わせると効果が強まることがわかっています。
大豆からできた食品の代表格といえば豆腐です。
酒粕と豆腐は、味も栄養素も効能も相性抜群なのです。
もうひとつの代表格といえば納豆ですよね。
納豆は加熱しないで食べることが多いと思いますが、この納豆に少量の酒粕をまぜるだけで美味しくいただけます。
特筆すべきは、脳梗塞などの原因となる血栓ができるのが夜就寝中の時ということです。
納豆は、朝食よりも夕食に食べたほうが効果が高いといわれていますが、酒粕を混ぜて一緒に食べることで血液のサラサラ効果が強まり、脳梗塞や心筋梗塞の予防につながります。
これも相性ばっちりですね。
それではまとめてみましょう。
1) 加熱しない
2) 大豆食品と組み合わせる
3) 夕飯時に食べる
こうやって食べるとさらに効果大ということなので、これにあったいくつかの酒粕レシピを探してみました。
酒粕を使った人気レシピ
納豆&酒かす&玉葱の血液サラサラ味噌
ほうれん草の酒粕白和え
酒かす&きな粉のミルキークリーム
甘酒
酒粕から作る甘酒もまた定番のひとつですよね。
鍋に水と酒粕、お好みで砂糖と生姜の搾り汁を入れて温めるだけ。
漬物
粕漬けや奈良漬けなど様々な名称がありますが、どれも共通して酒粕を漬物床に用いています。
1.5kgの酒粕に対し、焼酎30cc、味醂30cc、砂糖300gを入れ良く混ぜて練り合わせたら粕漬けの漬物床の完成です。
後は、好きな野菜を漬ければいいだけ。
酒粕クラッカー
ためしてガッテンで紹介されたレシピです。
【材料】
薄力粉…100g
酒かす…20g
菜種油またはオリーブオイル…大さじ2
塩…小さじ1/2
水…大さじ1
酢…小さじ2
【作り方】
薄力粉に酒粕・油・塩を入れ、指先を使ってそぼろ状にします。
水、酢を加えて練らずにまとめ、5mm程度の厚さに伸ばして切り分けます。
160℃に予熱したオーブンで10分焼けば出来上がり。
酒粕を使ったレシピはもっともっとたくさんあります。
そんな酒粕を使ったレシピをもっと知りたい方はレシピ本をみてくださいね。
酒粕の栄養価と効能についてはこちら
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