わたしたちの身体は100%、毎日の食べ物から作られています。
健康的でバランスの良い食生活をしている時には体調もお肌の色つやも良いものですが、ジャンクな食べ物が続くと体が重くなったり肌荒れをしたりする、という経験はだれにでもあるのではないでしょうか。
脳機能を活性化する食材
脳の機能にも同じことが言えます。
当然のことですが、脳も毎日の食べ物から作られているのです。
でも、脳に良い食べ物といってもあまりピンとこないかもしれません。
では、脳の機能をアップする効果のある食べ物や飲み物をいくつか取り上げてみましょう。
まずは食材からです。
魚類
魚を食べると頭が良くなるなどと言われますが、あながち間違いではないようです。
特に青魚にはDHAやEPAといった有効成分が豊富に含まれています。
魚の摂取量が増えるほど認知症の発症率が下がるというデータもあるくらいです。
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卵
最近注目されるようになりましたが、卵、特に黄身の部分には記憶力の向上や認知症の予防に役立つコリンという成分が他の食材に比べて豊富に含まれています。
といっても食べ過ぎは良くありませんので、1日に2個を目安にするとよいでしょう。
青物野菜
ほうれん草や小松菜、春菊やねぎといった青物野菜には、葉酸やベータカロチン、ビタミンKといった記憶力の低下を防ぐ物質が多く含まれています。
毎日の食事に一皿加えたいものです。
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ナッツやベリー類
ナッツに含まれるオメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸、葉酸、ビタミンE、ビタミンB6といった成分は、脳の機能のアップと維持に効果的に働きます。
また、ベリー類には老化による記憶力の低下をかなり遅らせる効果があることがわかっています。
カロリーのことも考え、なるべく砂糖を使っていないタイプのものを選ぶとよいでしょう。
朝食としてオートミールと一緒に摂るのもおすすめです。
次に、脳の機能をアップする効果のある飲み物についても取り上げてみることにしましょう。
水
身体だけでなく脳にとっても水分は重要です。
水分が不足している状態は、脳に深刻なダメージを与える可能性さえあります。
脳の機能をアップするというより落とさないために水分は必須なのです。
飲み過ぎは良くありませんが、きちんと水分を摂るようにしましょう。
コーヒー、緑茶、そしてココア
コーヒーに含まれるカフェインは、脳を活性化するとともに、脳細胞の増加にも深く関与していることが明らかになってきています。
緑茶には、情報処理や情報伝達を脳内で行なう神経細胞ニューロンの生産を促す物質が含まれています。
また、ココアにも脳の血流や記憶を改善する効果があることがわかっています。
このような飲み物を活用するとよいのですが、飲み過ぎは駄目で1日2杯が目安です。
また、なるべく砂糖を入れないようにするとよいでしょう。
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脳の機能を活性化する食材とは~各食材の利点を考える~まとめ
いかがでしょうか。
脳の機能をアップする効果のある食べ物や飲み物を効果的に活用してみましょう。
脳の機能は午後になると落ち始めると言われていますから、朝食だけでなくお昼の食事にも取り入れるのがベストです。
身体だけでなく脳の健康にも気を配って、毎日の生活を楽しみたいものです。
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