肉を食べて痩せるというダイエット方法が話題になっていますのでご紹介します。
よく考えると肉をよく食べている人ほど痩せ体系だったりしませんか?
自分自身は、あまり高カロリーな肉をとってないのになかなか痩せない。
なぜなんでしょう。
肉を食べたほうが痩せる!?
今まであまり知られていませんでしたが、実は肉を食べたほうが痩せやすいそうです。
肉は、筋肉の材料となるたんぱく質源ってことはみなさんも知ってますよね。
肉を食べると筋肉がつきやすくなりますが、同時に代謝のアップにつながるのです。
なぜなら、特に赤身肉には脂肪燃焼を促すL︲カルニチンという成分が豊富に含まれており、また赤身肉を消化するのは大変なので多くのエネルギーを消費するからという理由だそうです。
また、肉を食べていないことが原因でたんぱく質が不足すると、体はすぐにエネルギーに変わるものがほしくなってついつい甘いものを食べてしまう傾向があるようです。
つまり代謝がアップするうえに、甘いものをとりすぎないで済むわけです。
どういう食べ方がいいのか?
先述しましたが、肉を消化するのは大変なので、消化を助ける生姜、大根、クレソンなどの生野菜を一緒に食べるほうが消化が促進されさらに痩せ効果が高まるというのです。
食べる量は、自分の手のひらの大きさ、厚さが目安です。なるべくステーキなど原型に近い調理法で1日1回(昼食がベスト)食べる。
大腸がんの心配は?
加工肉や赤身肉に発がん性があるとWHOの機関より発表がありました。
加工肉や赤身肉を多く食べる人たちは、そうでない人たちに比べて大腸がんになる割合が高いといわれています。
加工肉の摂取量を1日平均50g増加させると大腸がんのリスクが18%
赤身肉では同じく1日の摂取量を平均100g増加させると17%上昇すると発表されています。
しかし、加工肉を1日平均20g未満の最も少ない摂取量の人たち1000人が生涯56人が大腸がんになる計算になりますが、最も加工肉をとっていた人たちでは大腸がんになるのは66人というくらいの差です。
喫煙による肺がんのリスクに比べればそれほど大きな差ではないように思えます。
また、日本人が加工肉や赤身肉を食べている量ですが、平成25年の国民健康栄養調査をみてみると、成人男性で1日平均55g、成人女性ではそれぞれ39.7g摂取しているというデータがあります。
そもそも日本人の平均的摂取量はとても少ないですよね。
メリットとデメリット
食べ物には、多かれ少なかれ体にとって有害な成分が含まれています。
たとえば、じゃが芋の芽や皮の部分にはソラニンという毒成分があることはみなさんもよく知っていますよね。
また、健康に良さそうなイメージの玄米には、無機ヒ素がほかの食べ物より比較的多く含まれていることがわかっています。
有害なものが含まれているから食べないのでは、食べれるものはなくなってしまいます。
食べものには人間にとって良い部分と悪い部分の両方があり、それを食べる事によるメリットがデメリットを明らかに上まわっているものを私たちは食べて健康に良いとか言っているわけです。
要はなんでも適量ってことですね。