宙ガールイベントでビクセン双眼鏡やファッショングッズに各雑誌で注目!芸能人火付け役に篠原ともえ!カンブリア宮殿

宙ガールと呼ばれる天文女子が注目されています。

141027_chiikijouhou_main近年、アウトドアは女性にも好まれる傾向にあり、釣り、登山、サバゲーなどが女性に人気です。

そういった趣味にハマる女性を○○ガールなどと呼ぶのが流行ですが、その中でも天体観測にハマる天文女子「宙ガール(そらがーる)」に関して書いてみたいと思います。

「山ガール」というのを聞いたことのある方は多いと思いますが、宙ガールは、山ガール同様に字のごとく天体観測が好きな天文女子のことを宇宙の「宙」をとって「宙ガール」と呼ばれています。

他には、「写ガール」などがありますよね。

宙ガールは、主に天体観測が好きな女性ですが、空に関する朝焼け、夕焼け、雲、虹などを好んで観測する女性も含み、学問的興味、ファッション的興味は問わないようです。

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さて、○○ガールと付けることによって、本来は男性の人口が多かったアウトドアを女性にも興味を持たせようというビジネス的な意図があるように思う方もいるでしょう。

まさにその通りです。

これは悪い意味ではなく、コピーやネーミングには当然何らかの意図があります。

テレビ番組カンブリア宮殿でも紹介されましたが、大抵は雑誌などから流行することが多いファッションやキーワードですが、「宙ガール」というのは実はビクセンの登録商標です。

 

ビクセン -Vixen-

ビクセンとは、総合光学機器メーカーとして、天体望遠鏡、双眼鏡、フィールドスコープ、顕微鏡、ルーペ、コンパスなど、様々な光学機器製品を作っている会社です。

今まで天文趣味の分野は、男性のニーズが多く男性向けに情報発信や製品開発が行われてきましたが、ビクセンは女性にも天文を楽しんでもらおうと「ファッション」「気軽さ」などをコンセプトとして製品開発やプロモーションをしました。

そのビクセンが提唱したキーワードが「宙ガール」です。

詳しくは株式会社ビクセンのオフィシャルサイトをご覧ください。

 

宙ガールの火付け役

宙ガールの火付け役として真っ先に名があがるのが90年代にシノラーブームを巻き起こしたタレントの篠原ともえさんです。

篠原ともえさんが天文女子になったきっかけは、篠原さんのお母さんのふるさとである伊豆諸島に浮かぶ青ヶ島から見た星空に魅せられてからだといいます。

青ヶ島の星空が美しいことは、天文ファンなら有名なスポットだそうです。

篠原ともえさんは、小惑星の学術名として小惑星「シノハラ」と登録されたほどのマニアです。

篠原ともえさん以外にも坂本美雨さんや中川翔子さんなども宙ガールとして知られています。

やはり火付け役は芸能人ですね。

宙ガールは、イベントでただ星空を見上げるだけでなくファッション性にも注目し、服装や天体観測アイテムにもこだわりがあるようです。

 

天文宇宙検定

天文宇宙検定(てんもんうちゅうけんてい)は、宇宙、天文学に関する日本の検定試験で、天文宇宙検定委員会が主催しています。

天文宇宙検定委員会は、天文書などを出版している恒星社厚生閣の協力で2011年に第1回検定試験が実施されてから毎年10月初旬に東京、大阪、名古屋、福岡、沖縄の5都市で試験が実施されています。

天文宇宙検定は、単に知識の有無を検定するのではなく、意外性、物語性、関係性、歴史性、予言力、洞察力、発展性など科学の楽しさを多くの方に知ってもらい、それを伝え合うことの大切さを見直していただきたいという趣旨のもと行われる検定試験です。

ちなみに、検定試験合格者には松本零士さんのオリジナルイラスト付き合格証が贈られるそうです。

天文宇宙検定のウェブサイトはこちら

星空宇宙天文検定(星検)

soragirl_3星空宇宙天文検定は、通称「星検」と呼ばれ、星空、宇宙、天文に関心を持つ方々に身近な目標を持って、段階的に楽しく学ぶためにつくられた検定試験です。

検定試験に出題されるテーマは、科学だけではなく、星座や暦などの生活文化に根ざした内容も取り入れられています。

星空宇宙天文検定を機会に学ぶことで、星空を見上げる楽しみをいっそう広げてほしいということです。

ちなみに、篠原ともえさんは現在、星検3級を取得しているそうです。

星空宇宙天文検定のウェブサイトはこちら

「手ぶらde星空観賞会」や「宙フェス」などといった宙ガールイベントも数多くあるのでみなさん興味のある方は行かれてみてはいかがでしょうか。

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