マジンドールという激ヤセするダイエット薬がいま話題になっています。
商品名はサノレックスといいます。
なぜいまマジンドール(サノレックス)が話題なのかというと、この薬を中国人女性と日本人男性に営利目的で不正譲渡したということで、関東信越厚生局麻薬取締部が麻薬取締法違反の疑いで東京都港区の医師が逮捕されたというニュースが発端です。
容疑者はクリニックを運営しており、マジンドール1万8千錠を中国籍の女性2人と日本人の男性1人に合計440万円で販売した疑いに対して容疑を認め、「昨年からやっていた」「金もうけのためだった」と供述していて、麻薬取締部は他の客にも薬を横流ししていたとみて余罪を調べているそうです。
中国では日本の薬が人気
中国では日本の薬や化粧品が人気なんです。
中国人は中国製のものを信用しない傾向にあります。特に直接体内に服用したり、肌に塗るものに関して日本の商品は安全で効果が高いということで人気です。
この事件のマジンドール購入者の3人はいずれもマジンドールを中国に持ち込んですごく効く「日本のダイエット薬」として転売していた疑いもあり、麻薬取締部は男性を麻薬取締法違反の疑いで逮捕、中国籍の女1人を同容疑で書類送検したということです。
なぜマジンドール(サノレックス)を販売すると麻薬取締法違反なのか?
マジンドールは、肥満患者の食欲抑制剤として処方される向精神薬です。
厚労省によると、マジンドールは重度の肥満患者の食事療法や運動療法の補助薬として認可されていますが、覚醒剤と似た特性があり依存性も高いため、医師の処方が必要とされています。
医師の適切な処方によって重度の患者が購入するものであって、この事件のように1万8千錠ものマジンドール(サノレックス)を営利目的や転売目的で販売すると犯罪になります。
では、自分だけが服用する分を通販などで購入することは可能なのか?
マジンドール(サノレックス)などの食欲抑制剤のダイエット薬の通販や許可なくしての販売は、通販会社や個人輸入代行業者だけでなく客側も法律で刑事罰の対象となり犯罪です。
したがってインターネット上にあるマジンドール(サノレックス)通販会社や個人輸入代行、個人輸入業者に輸入を依頼してもいけません。
個人的に輸入することもできません。
また、マジンドールをホームページで宣伝することも麻薬取締法違反に当たるのでインターネット上でこれらの販売業者や輸入代行業者をみたら危険だと思ってください。
海外のダイエット薬は?
海外、特にアジア圏から輸入されているダイエット薬の中でマジンドールと表記は無いが、それに近い効果が宣伝されている薬は危険です。
マジンドールと同様に「効果が高ければリスクも高い」のです。
向精神薬は適切な医師の処方なしに服用すると大変危険で、しかも販売業者も購入者も法律に触れる薬もあるので通販でのあやしいダイエット薬の購入はしないでください。
皆様もマジンドール(サノレックス)などの向精神薬の販売業者にはくれぐれも注意してください。
ウェーブサイトの意味が分かりません。教えて下さい。私は、100キロもある肥満です。マジンドールで治療をしたいです。
>中島みどりさん
コメントありがとうございます。
マジンドールは、医師の処方がないと購入できません。
マジンドールによるダイエットをお考えなら病院へ行き医師に相談してください。