コーヒーダイエット~カフェインとアルギニンの効果~ブラックコーヒーが効率をアップ!~

uploaded最近ではダイエットをしたことがないという人は珍しくなっているほど、ダイエットは一般的になりました。

生活習慣や食事によりちょっと太ってしまって、痩せたいという人も多いでしょう。

 

カロリーコントロールによるダイエット

2015-04-11-1aダイエットの基本は、カロリーのコントロールです。

特に摂取カロリーと消費カロリーのバランスが重要です。

摂取カロリーのほうが多いと、脂肪分として体に蓄えられることになり太ってしまいます。

消費カロリーのほうが多い場合は、逆に脂肪分を燃焼して必要なカロリーを賄うため、痩せてゆくことになります。

そのようなわけで、ダイエットをするためには摂取カロリーよりも消費カロリーのほうが多い状態を作ることが必要になります。

そのためにはいくつかの方法があります。

運動などによって消費カロリーを増やす方法、食事制限により摂取カロリーを減らす方法、そしてこれらを両方とも取り入れる方法です。

食事制限を伴うダイエットを行なう場合の最大の注意点は、カロリーに気を取られるあまりに必要な栄養素や食物繊維が不足してしまうということです。

こうなると身体に不調が生じ、かえって健康を損ねてしまうことになります。

そこで、見直したいのがコーヒーのダイエット効果です。

 

カフェインの効果によるダイエット

lgf01a201301011600コーヒーに含まれている成分のひとつにカフェインがあります。

このカフェインには、代謝を活発にして脂肪の燃焼を促進する効果があります。

コーヒーが糖尿病の予防に効果があるという研究結果も出ていますので、コーヒーを飲むことによって肥満の防止につながる可能性があるということです。

また、多くの人が経験していることかと思われますが、コーヒーには利尿作用や便秘を和らげる効果もあります。

お通じが良くなることは毒素や老廃物の排出につながり、ダイエットには欠かせない要素ですので、この面でもコーヒーが役立つと言えそうです。

 

アルギニンで効果倍増!

96e15355コーヒーに含まれるカフェインですが、この成分はアルギニンというアミノ酸と一緒に摂ると、体脂肪を減少させる効果が高まります。

ですので、アルギニンが多く含まれる食べ物と一緒にコーヒーを飲むことで、さらに効果的なダイエットができそうです。

アルギニンが多く含まれている食材といえば、なんといっても魚ですが、コーヒーに合うとは言いづらいですね。

思いつくのはツナサンドくらいです。

他にも肉類、ナッツ、大豆、玄米、レーズン、エビ、牛乳と言った食材にアルギニンが多く含まれています。

この中でコーヒーに合うものといえば、ナッツ類ですね。

コーヒーのおともにナッツを組み合わせて、脂肪燃焼効果を高めてみましょう。

 

浅煎りコーヒーと有酸素運動で脂肪を燃焼

shutterstock_19723285さて、脂肪燃焼効果を高めるというコーヒーですが、脂肪が燃焼するために必要なものがあります。

それは運動です。

運動がないとカロリーが消費されず、脂肪は減りません。

軽いジョギングやウォーキングといった有酸素運動が効果的ですが、運動の15~20分前にコーヒーを飲むようにするとよいでしょう。

ちなみに、浅煎りのコーヒーのほうが脂肪燃焼効果が高いと言われています。

 

市販のコーヒー飲料はダメ!

ダイエットにコーヒーが効果的ということですが、これはブラックで飲む場合のことです。

砂糖やミルクなどを入れた場合には逆に太ってしまう結果となるかもしれません。

イギリスの世界がん研究基金(WCRF)の調査によると、イギリスの大手コーヒーチェーンが販売しているアイスコーヒー飲料で、最も高カロリーだったものは561kcalもあり、450kcal以上の飲み物もかなり多く、商品のほとんどは200kcal以上のカロリーがあるということが明らかになりました。

大人が1日に必要とするカロリーはおよそ2000kcal前後と言われていますが、500kcalの飲み物を4杯飲んだらもうその数値になります。

冷たい飲み物ほど甘みを感じにくくなるため、市販のアイスコーヒー飲料には相当な量の砂糖が含まれていると考えたほうが良いでしょう。

 

ブラックコーヒーがおすすめ

ef5834b065168751ec02d3c24a90f14fでは、ブラックのコーヒーのカロリーはどのくらいなのかといいますと、およそ2kcalとほんのわずかです。

砂糖は1gあたり3.8kcalありますので、6gのスティックシュガーを1本入れるだけで22kcalのカロリーが追加されます。

生クリームも1gあたり3.9kcalあります。

市販のポーションタイプのコーヒーミルクは1個で15kcal程度、アイスコーヒーによく使うガムシロップのポーションは1個30kcal程度です。

そういうわけで、ダイエットをするならなるべくブラックでお飲みになることをおすすめします。

新鮮でグレードの高いコーヒーなら、いちばん美味しいのはブラックですが、アイスコーヒーにも同じことが言えます。

新鮮で良質な深煎り豆を使用し、濃く淹れたものを、氷を使って急速に冷やすことで、最高のアイスコーヒーが出来上がります。

甘みを全く加えなくても、透明感のある美味しいアイスコーヒーが楽しめますので、ぜひお試しください。

美味しいアイスコーヒーの作り方は「最高のアイスコーヒーを淹れる~3つの方法~」の項を参照してください。

 

まとめ

a3022-ttl-pageコーヒーがダイエットにも効果的というのは、コーヒー好きな人にとっては嬉しいことではないでしょうか。

ぜひ活用していきたいものです。

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